戸籍事務ドットコム

戸籍訂正・追完記事一覧

Q 婚姻によって新戸籍を編製する際に、筆頭者の氏を誤記(字種は同一、字体が相違する文字)してしまった状態で、A市、B市及びC市に事件本人の戸籍等が転籍及び改製しました。 今般、事件本人から訂正事項が戸籍上明白に表示されるのであれば、訂正したいと相談がありましたが、訂正はどのようにすればいいでしょうか? なお、事件本人はA市に戸籍訂正の申出をする予定です。 通常は、戸籍の訂正事項が記載されるのを嫌が...

Q 平成10年に戸籍訂正書を作成して、受附帳に記載しましたが、、戸籍訂正処理を遺漏していることを発見しましたが、以下のA案又はB案どちらで訂正するのがいいでしょうか?A案 訂正前の戸籍のイメージデータを出力して、平成10年当時の受附帳及び戸籍訂正書を資料に職権訂正をする。そして、職権訂正した戸籍を読み込みさせて登録する。しかし、平成10年当時の市長の認印がないことから、現在の市町の認印で訂正するこ...

 年の瀬も迫ってきて、ずいぶん忙しい日が続いていきます。 今年ももう終わりが見えてきましたね。 Q 転籍又は移記などの際に、事件本人の父母欄又は養父母欄を遺漏したまま移記してしまいました。 今般、遺漏した父母欄又は養父母欄を戸籍訂正しようと思いますが、従前戸籍に記載されている「亡」の文字の記載は必要でしょうか。A 戸籍記載の移記(日本加除出版)P520あたりに、移記の場合は「亡」の冠記はしないとい...

 最近更新する気があまりしない… 成果もでないし、そろそろ本当に辞めるかも。Q戸籍の名について、昭和48年の婚姻時に「りょう子」から「りよう子」に移記誤りしたときの訂正方法について、どのように訂正すればいいでしょうか。 日本人の名で、ひらがなの大きい文字を小さい文字に訂正したい場合についてのことですね。A 拗音表記(ようおん)については、永年使用を問題としていないことから、前戸籍から移記誤りである...

Q 昭和22年司法省訓令第4号による戸籍の改製日の誤りについて 「昭和○年○月30日改製につき本戸籍を抹消す」 「司法大臣の命により昭和○年○月31日本戸籍を改製す」 と改製日が1日異なる戸籍がありますが、相続登記に使用するのに影響はありますか。 A 改製日の訂正については、どちらの日付が正しいのか判断できないので、訂正するのであれば、家庭裁判所の許可を得て訂正することになります。 本改製の趣旨は...

 今回は、「昭和33年の昭和改製時に名を誤記された,既に死亡している者の名の訂正について」です。 いわゆる、死亡した者の名前の訂正するのに名の永年使用の問題が生ずるかが論点となります。 具体的な事例は以下のとおりとします。Q 昭和15年に出生し,戸籍に名を「太郎」と記載された者について,昭和改製時に「大郎」と誤記され,昨年死亡しました。 その方は,住民票上も「大郎」と登録されており,誤記された名を...

 今回は、婚姻・縁組等により他の戸籍から入籍した際に出生年月日を誤記した場合の訂正方法についてです。Q 婚姻・縁組等により他の戸籍から入籍した際に出生年月日を誤記した場合の訂正方法はどのようにすればいいでしょうか? 従前戸籍を確認することで,移記誤りが確認できるのであれば,当市限りの職権で訂正することは可能でしょうか。 今回は基本的なことについてです。 でも、こういうのでも意外と根拠探すと、案外見...

戸籍法第113条の家庭裁判所の許可を得て戸籍訂正をする手続についてです。 今般,家庭裁判所からA市とB市に関連する戸籍訂正の審判をしましたが,戸籍訂正の審判が確定した旨の通知をどのようにするのか照会がありました。また,戸籍訂正申請の届出地はどのようになるでしょうか。 前段について,家事事件手続法第119条第2号の規定によって,A市及びB市に通知を要します。 後段について,戸籍法第117条で戸籍法第...

 協議離婚をした夫が再婚後、離婚無効の裁判があった場合の家庭裁判所の許可を得て戸籍法第116条の戸籍訂正をする手続きについてQ A男及びB女夫婦と夫婦間のC,Dが在籍している戸籍でA男B女の協議離婚が届出されました。その後A男及びE女が婚姻をして,A男とE女の子であるFが在籍しています。今般A男及びB女の協議離婚の無効確認訴訟が提起され,A男及びB女の婚姻が無効であるとされましたが,戸籍訂正申請書...

Q 先日勉強しました 「婚姻届に婚姻準正が成立して嫡出子の身分を取得する子の記載を遺漏した場合の処理について」 http://kosekijimu.com/entry122.html 父母が先日離婚した場合、追完届の届出人は父母の一方で差し支えないでしょうか。 レジ104-9では、 「追完の届出人は、届書の記載等に不備のある届出をした届出人です。」 「報告的届出については、その届出事件の届出義務者...